私は5回脳梗塞になりました。
今回は「私の脳梗塞遍歴」。
そもそも私の母方は高血圧家系。母も60歳のときに脳梗塞になりました。
私はサラリーマン時代の30代前半のとき、職場の健康診断で高血圧を指摘されました。加えて、タバコを1日2箱、酒は毎晩浴びるほど飲んでいました。
血圧の薬を飲んだ方がいいと健康診断のときに言われましたが、飲んだ飲まなかったり。
薬をもらうために病院へ行けば、半日は仕事を休まなければなりません。そんな暇はない。
30代サラリーマンの私は、そう思い込んでいました。また、まだ若く体力もある時期で、高血圧が身体に及ぼす深刻な影響に、思いは至りませんでした。
そうして、30代、40代は健康に留意することなく、徹底的に不摂生な暮らしをしていました。
1回目の脳梗塞は46歳のとき。夏の暑い日、当時小学生だった息子の野球の試合を応援するため、河川敷のグラウンドへ行ったときに、頭の中で「プツ」という音がして脳梗塞になりました。
といっても脳梗塞になるのは初めて。軽い脳梗塞のため、倒れることはなく、痛みも感じませんでした。何が身体に起こったのかわかりません。
麻痺が顕著になり、右半身が動かなくなった翌朝、ようやく病院へ。脳梗塞だと診断されて2週間の入院。
ごく軽い脳梗塞だったので甘く考えていました。2週間のリハビリで退院しました。
これが2012年のこと。私の脳梗塞ライフの始まり。
妻と息子。この写真をiPhoneで撮影した直後に脳梗塞のなった。
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